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キーワードは『総合力』

『主専攻/副専攻制度』がスタートします。

  • 2023.04.12
  • キーワードは『総合力』
『主専攻/副専攻制度』がスタートし、学びの幅が広がります。(2023年度4月からスタート)
 
■副専攻プログラムとは

学生の皆さんは入学すると、まずは自分の所属する学部・学科のカリキュラム(主専攻科目)を中心に学んでいくことになります。このような主専攻の学びと並行して、他学科の専門科目などからなる科目群(パッケージ)を、所属学科を問わず自由に選択し、履修することのできる制度が、今年度からスタートする副専攻プログラムです。この制度は、学生の多様な関心に応えるために設置するもので、受講を強制するものではありません。

一つのパッケージは、概ね10~30単位の規模で、特定のテーマに基づいて体系的にまとめられていますので、そこで取得された単位は、卒業件単位としても一部算入できる他、履修要件を満たした場合、卒業時の履修証明書や修了証等にも明記されることになります。

 このように副専攻プログラムは、学生自身の所属する主専攻科目の学び以外に、もう一つ別の学びの体系を専門的に学習できる制度ですので、在学中に、自らの興味や関心をさらに広げたい人や、多面的で総合的なものの見方や考え方を養いたい人にお勧めしています。

 

■副専攻プログラムの履修について

鎮西学院大学における副専攻プログラムの大きな特徴は、まず、各学科が用意するそれぞれの副専攻科目群に関連づけて配置されている「全学連携開設科目」を履修・修得することを求めていることです。

例えば、多文化コミュニケーション学科の学生にとって、社会福祉学科の専門教育は関心外の遠い存在のように思われがちですが、1年次後期から開講される「全学連携開設科目」(全6講座開講)を自身の関心に合わせて履修することで、他学科が提供する学びに関心を持つ糸口ができます。

そして、入学時に選択した専門分野の学び(主専攻)に加えて、他学科が提供する専門科目の科目群(副専攻プログラム)を履修・修得することができれば、卒業時に副専攻を学んだことを証明する履修証明書を発行します。

 

 

■各学科が提供する副専攻プログラム例

〇「国際教養」 副専攻プログラム (多文化コミュニケーション学科)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥41科目中20単位

「不確実性」の時代といわれる現代社会において、グローバル化の進展により新しい感染症の拡大、戦争や紛争、ビジネスの複雑化等の地球規模での問題がクローズアップされるようになりました。これらの問題に対応し、この時代を生き抜くために、この副専攻での学びの中心である幅広い「国際教養」と、共生社会の構築に貢献し得る能力を身につけます。

〔主な科目: 特別講義ⅠA、言葉と文化、海外実習Ⅰなど〕

 

〇「AIとビジネス」 副専攻プログラム (経済政策学科)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥15科目中20単位 

 企業経営に必要なマーケティングや、会計、経営などの知識を学ぶとともに、経済・社会の情勢を読み解くために必要なプログラミングやデータ収集・分析の方法について学びます。

〔主な科目: 長崎の経済とビジネス、地域ビジネスとアントレプレナーシップ、AI基礎など〕

 
〇「インクルーシブ教育」 副専攻プログラム (社会福祉学科)‥‥‥‥‥‥‥‥20科目中16 (26)単位
福祉の心をベースにした特別ニーズ教育を通して共生社会(Inclusive Society)の形成に貢献する人材育成のプログラムです。経済政策学科と多文化コミュニケーション学科の教職志望の学生にインクルーシブ教育の担い手としての専門知識と実践力を身に付けることができる副専攻プログラムです。特別支援学校教諭免許が取得可能です。  
〔主な科目: 福祉入門、特別支援教育基礎理論、障害者の心理など〕

※上記プログラム以外に副専攻プログラム開設準備中