カナダへの交換留学生としての生活も2ヵ月ほどが経ち、残りの時間もいよいよ半分
を切りました。2ヵ月前カナダに来たばかりの頃と比べると見違えるほどここでの生活
に慣れ、今では日本での生活とさほど変わらない日々を過ごせています。ここに来て
すぐの頃はただ道を歩いたり近くのスーパーマーケットで買い物するだけでも様々な
初めての発見があって、いつもそれらの一つ一つに驚いていたり、現地の人々と少し
話すだけで一苦労したりしていました。しかし今では、それらの発見は自分の中で当
たり前のものとなっており、さらに英語での会話は少しずつですがスムーズにできる
ようになってきていると感じています。授業でも教授の方々の言うことが最初の方よ
り理解できるようになってきており、日本にいる時と同じように課題やテストもしっ
かりとこなせていると思います。
また私は8月という暑い時期からカナダで過ごしてきましたが、2ヵ月が経って10月
半ばあたりから急に気温が下がり、最近では日中でも10度前後で、防寒対策をしない
と昼間でもとても寒さを感じる日々が続いています。さらに雨が降る日がほとんどと
なり、それによって遠くまで外出することがこれまでと比べて少なくなったり外出す
る時も傘を必ず持っていたりしています。これはこれからカナダへの留学をしようと
考えているみなさんにぜひとも知っていただきたいことですが、大学があるアボッツ
フォードやそこから車で1時間半ほどの場所にあるバンクーバーを含むブリティッシュ
コロンビア州は、まず長崎と比べて寒さが厳しく、先ほど述べたように10月半ばあた
りから気温が低くなり、10月下旬にもなると最高気温が10度前後と、例年の長崎の12
月と同じくらいの気温になります。そのため私と同じように後期からカナダ留学をす
る場合は、その寒さの違いは強く感じるかもしれないので、とにかく防寒対策をする
べきだと思います。加えて、11月から3月頃までは雨季となるため、寒くなり季節が冬
になるにつれて雨の降る日がとても多くなります。特にバンクーバーはその雨の多さ
から、たくさんの人から「レインクーバー」と呼ばれているほどです。私はカナダで
は冬になれば雪が多く降るだろうと思っていたため、この情報をネットで見たり現地
の人に聞いたりしてとても意外なことだと感じました。もしみなさんが後期からカナ
ダへ留学する際には、ダウンジャケットやコートなど防寒対策の衣服とともに傘を準
備して持っていくと良いと思います。
これからはさらに寒さが増していくと思いますが、しっかりと防寒対策をして体調
にも気を配り、残り半分となった留学生活を自分が最初に思い描いていたものにより
近づけることができるように過ごしていきたいです。