NEWS

多文化コミュニケーション学科

外国語学科の教員紹介シリーズ:南川恵先生

  • 2022.03.23
  • 多文化コミュニケーション学科

「like no other」

はじめまして、外国語学科の南川恵です。

鎮西学院大学の前身は長崎ウエスレヤン大学、そのまた前身は長崎ウエスレヤン短期大学でした。私は長崎ウエスレヤン短期大学の卒業生です。ただ、一生懸命勉強したとは言えませんし、良い学生でもありませんでした。当時は恵まれた環境にいることや、学校で勉強することは当たり前のことだと思ってしまっていました。

明確な目標もなく、なんとなく生きていた私に貴重な機会を与え、生き方を変えてくれた人たちがいました。それは、私が尊敬してやまない人たちです。フィリピン人のSir Reynaldo Bautista、タイ人のDr. Krasae Chanawongse、日本人のProf. Keiichi、この三人の師との出会いをくれたのがウエスレヤンでした。ウエスレヤンにきていなかったら、彼らには会えることはなかったでしょう。

それぞれの紹介をしていたら本が書けるほどなので今回は割愛しますが、この三人の師が私の人生の選択に大きく影響する言葉を与えくれ、学ぶ機会をつくってくれました。そして、人として、教育者として、とても大切なことを教えてくれました。「未来を担っていく若い人たちのために一生懸命働きなさい」と、教育者の道へと教え導いてくれたのも彼らでした。これまでの人生楽しいことばかりではありませんでした。悲しいこと、辛いこと、悔しいこと、いろんなことがありました。ですが、何でもない毎日を幸せだなぁと素直に思える生き方ができているのは、彼らが私の心を豊かにする経験やチャンスをくれたからこそだと感謝しています。

この三人の人生の師には共通点があります。「器が大きく懐が深い」「言い訳をしない」「威張らない」「ブレない」「キレない」「少年みたい」「情に厚い」「教育者」。言葉で表現するとかんたんに聞こえますが、このような人格になるのはとても難しいことだと思います。私が言うのもなんですが、ある意味貴重な方々なのです。この「like no other」な方々との出会いをくれたウエスレヤンに恩返しができるようがんばります。そして、みなさんも、この鎮西学院大学で「like no other」な人に出会えたらいいですね!