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経済政策学科

【経済政策学科】「アロマの香りで地方を元気に!」 学外講師による講義を行いました。

  • 2021.03.20
  • 経済政策学科

今年度もあと僅かになりました。年明け以降、大学では遠隔授業が中心に行われていましたが、11月に経済政策学科の「金融論」(金曜日3時限目)で実施した学外講師による講義をご紹介します。

 

 

「アロマの香りで地方を元気に!」と題して、講師には香りのフラウ代表の田中ちひろ様にお願いしました。日本アロマ環境協会認定のアロマテラピーインストラクターとしてご活躍されています。

 

 

 

講義では、アロマの魅力のご紹介や起業をするに至った経緯、香りを用いて地域を盛り上げていきたい、田中様の地域に対する思いなどについても丁寧に分かりやすくご講演いただきました。また、香りを体験する時間も設けて頂き、大変勉強になった1コマでした。平素とは異なる時間と言うことで、受講していた学生にも大いに刺激になったようです。

代表学生の感想をご紹介します。

今回はいつもの授業とは違う形で、すごく新鮮で楽しい授業でした。私は経済政策学科なのですが、アロマについて学ぶ機会はもちろんありません。このような機会を頂く事で、将来の夢への幅が広がっていくのではないかと感じました。またお話だけではなく、実際に匂いを嗅いで体験できるのでとても良かったです。人は目や鼻、耳、感覚で思い出を探る事ができます。「匂い」というのは「この匂い嗅いだことある」と言ったように記憶を思い出させる力があります。匂いを嗅ぐ事で懐かしい思い出を思い返す事が出来るのはとても素敵なことです。それを仕事にして、お客さんの一つの思い出として記憶に残っていくのだろうと思うと良い仕事だと感じました。アロマには様々な種類があり、自分の悩みに寄り添ってくれるアロマがあると授業を通して知りました。私たちがアロマの匂いを嗅いだ4種類にも様々な意味がありました。また、人それぞれ好みの匂いが違ってとても面白かったです。そして何よりも、田中さんのように様々な仕事を体験し、好きなことを仕事にするのは私の憧れでもあるのでお話を聞けて嬉しかったです。素敵な機会を下さってありがとうございました。(2年女子)

今回の金融論では、アロマを使った地方の活性化とアロマの魅力について、外部講師の方にお越し頂き、お話を聴かせて頂いた。講師の方は、公務員に勤務したのち、アロマに関する会社を起業したという。安定した職を放棄してまで、「自分のやりたいこと」をつきつめていく、というのはなかなか難しい。講師の方の行動力と計画力に感銘を受けるとともに、アロマへの希望と情熱を感じた。
講師の方は、「香り」から長崎(地方)を元気にしたいとおっしゃられたが、これは、私自身がこれまで大学でやってきた活動と通ずるものがあり、とても参考になった。私は、大学における活動で、諫早を「観光」の面から元気にしていくために、諫早各地にある観光地の魅力、発信方法を探してきた。観光地の魅力をPRする大きな手段として、「名物」づくりがあるが、講師の方が教えてくださったアロマの「香り」は、その土地を象徴するもの(名物)になるポテンシャルがあると思う。独自の香りを生み出せるというアロマの特性は、嗅覚に訴えかける土地の魅力発信として非常に価値があると思う。(2年男子)

今回のお話を聞いて、自ら興味のあることから地域を活性化に貢献できるということを知りました。まずアロマには精神を落ち着かせたり、気分を上げてくれたりなど様々な良い効能があることを知りました。私は、これまでアロマは単なる良い香りがするものという認識しか持っていませんでしたが今回の講義でアロマについて沢山の知識を得ることが出来ました。実勢にアロマの香りを嗅いでみて、とても良い香りで気分を上げてくれたりするということが十分感じられました。そのアロマの様々な香りを使って、「長崎・佐世保」の雰囲気を表すというアイデアが凄いと感じました。今回の講義で、自身が興味があることをちょっと視点を変えれば、様々な形で他人や地域に貢献することが出来るのだなと感じました。固定観念にとらわれずに、様々なひらめきやアイデアを出し、それを実際に行動に移してみるということが地域活性化の第一歩だということを考えることが出来ました。(2年男子)

今までアロマにあまり触れたことがなく知識もありませんでしたが、手軽に日常の中で楽しめることがわかりました。アロマオイルに香りだけでなく、抽出した植物の効能も残るとは知らなかったので、リラックスに使われるのは香りだけはなかったというのは新たな発見でした。また、講義の中で実際にオススメの4種類の香りとブレンドした香りを体験させていただきましたが、一つひとつの香りから想像していた香りと違い興味深かったです。ブレンドする比率によって何種類の香りにもなるとのことだったので、機会を見つけてブレンドによる香りの違いも体験してみたいと思います。
今までアロマオイルの抽出に使われる植物は専用に育てたもののみが使われていると思っていましたが、身近にある植物でも行うことができ、実際に今抽出に挑戦をしているとおっしゃっていたので、どのような香りになるのか楽しみです。馴染みのある地元をモチーフにした香りは観光客だけでなく、地元の方々も親しみを持って楽しめるのではないかと思いました。(2年女子)

お忙しい中ご講演をいただきました、田中様に改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

*香りのフラウ ホームページ
https://kaori-no-vrouw.com/

担当:経済政策学科 登り山