大邱大学(韓国)での生活 ~part②~
経済政策学科 2年
三善 藍瑠
前回に引き続き、今回は「文化交流・週末の過ごし方・友人」についてレポートします。
<交流>
月に1回韓国の伝統的なものを作る文化授業があります。作りながら、韓国語で会話し、韓国の歴史に触れることができます。また、大学に日本語学科があり、学科に所属している学生と日本人留学生徒との交流ができる「友」というサークルが毎週木曜日にあります。ボードゲームやバレー、バスケなどの運動を行い、交流することができます。語学をお互いに補うこともできるサークルです。日本学科の方々は日本語がとても上手なので分からないところや生活で困ったことがあれば相談することもできます。私は、ここでたくさんの友人ができました。また、友人の友人を紹介してもらい、そこからさらに友達を作ることができました。サークル後も一緒に食事に行ったり、週末に出かけたりしています。
文化授業で作った写真
<週末>
週末は友人とカフェや市内に出かけています。先日、韓国人と日本人で慶州へ行くなど有名な観光地へ行ったりもしています。週末はどこへ行っても人と車がとても多いです。
韓国の料理は、辛いイメージがありますが辛くない料理もあります。今は辛さに慣れて様々な韓国料理を食べています。学内に食堂や学校近くのお店で比較的安く韓国料理を食べることができます。
<友人>
韓国人の友人の中には、日本語が上手な友人もいれば、日本語が話せない友人もいます。最近、仲良くなった友人は、日本語が通じません。韓国語を使って会話するしかないため、遊びながら韓国語の練習ができています。簡単な韓国語を使って話してくれ、ジェスチャーを交えながら会話をしてくれるおかげでコミュニケ―ションをすることができています。また、その友人のおかげで韓国語が伸び、韓国の有名な場所やおいしい料理を紹介してもらい、新たな思い出を作ることができています。
慶州に行った際の写真
<現在>
現在は、韓国人とも話せるようになりました。また、お店での買い物や飲食店での注文もできるようになりました。入国した際の私の韓国語のレベルと比べると成長したと思います。韓国人と会話をする恐怖感もなくなり、徐々に聞き取ることもできるようになり、会話が盛り上がることも増えてきました。しかし、まだまだ伝えたいことを思うように伝えられないときがあります。まだまだ勉強不足のため、時間があれば勉強をするようにしています。
<あっという間の半年>
1年間という短い期間を有意義に過ごすためには、失敗を恐れずに自らコミュニケーションをとろうとすることが大切だと感じています。私自身、この半年間で失敗から学ぶことがたくさんありました。また、実際に現地に行き、韓国人と交流することで自分とは異なる価値観や視野を幅広く持つことができています。
私は、将来韓国で日本語教師になりたいという夢があります。これからも夢に向かって一生懸命勉強をしたいと思います。また、感染症が流行している状況の中でも韓国へ留学できていることに感謝し、残り半年を有意義に過ごしていきたいと思います。
東城路(大邱市内)での写真