登り山和希先生が担当するCSL(コミュニティーサービスラーニング)は「外国人にやさしいまちづくり」をテーマとして活動を行っています。2月6日(月)、学生たちは大村市内の観光スポットを巡り、その行程がインバウンド需要に対応しているか、また、より魅力のある観光プランをどのように作っていけばよいかについて、関係者からヒアリングを行いました。そして、外国人観光客が求めているニーズとは何かについて、学生たちが現地体験を行うことで学ぶことができました。
アジア諸国から日本を訪れる観光ツアーでは、かつての「爆買い」に象徴されるモノ消費のツアーから体験ツーリズムに代表されるコト消費も織り交ぜたツアーへと人気が移っています。着物体験や浴衣体験などもその一例です。もちろん、ここ長崎では美食体験も喜ばれます。インバウンド観光では、日本に2度・3度と訪れるリピーターも増加しており、コロナ後の訪日外国人旅行者の需要にも、その対応が求められています。さて、大村市のコト消費で何ができるのか?どのような体験が喜ばれるのか?そこで学生たちが考えたのは。。。
大村寿司作りです。同市に所在する大村市観光コンベンションセンター様や「おおむら夢ファームシュシュ」様のご協力で、クラスに所属する学生たちが大村寿司作りの体験を行いました。周知の通り、日本食は世界でも大人気です。さて、これから外国人ツアー客にもその体験はヒットするのでしょうか!?
本日の学びを通して、学生がより詳しいインバウンド対応の観光プランを作成し、行政や関係団体などに企画、提案を行っていく予定です。さて、成否はいかに??ご期待ください!
*鎮西学院大学では、CSL(コミュニティ・サービス・ラーニング)と呼ばれる学科の枠を超えた学部共通のプログラムとして、地域貢献活動を教育カリキュラムに組み入れています。すべての学生が参加する本プログラムは年間30時間以上の活動を行い、それを担当教員が評価をして単位認定を行うことが特徴です。