昨日、雲仙市のワークショップに本学の教職員が参加。市内で生産された<じゃがいも>の新プロモーション策を練りました。農家や観光局の皆さんとともに、インターネットやスーパーで雲仙ブランドを広めていきます。はたして、今年11月の<新じゃが>は全国の家庭に届くのか。これから半年間、知恵を出し合って取り組みます。
私たちの食卓に欠かせない<じゃがいも>。ほくほくで濃厚、サラダにも煮物にも合う。和・洋・中のすべてに必須の食材ですよね。
この野菜はいつ、どこから日本にやってきたのでしょうか? それは安土桃山時代の終わり、1598年のこと。南米からインドネシアを経て長崎に伝わったといわれています。
現在、長崎県は国内トップクラスの生産量を誇る<じゃがいも県>。その一端を担う島原半島の農家たちがファン層の拡大に挑みます。
今回ワークショップが開かれたのは、島原半島の「付け根」にある雲仙市。毎月開催の「雲仙大学」です。主催者は(一社)雲仙観光局。
鎮西学院大学は2023年、この(一社)雲仙観光局と包括連携協定を結びました。このワークショップにもたびたび参加し、地域と大学の結びつきを図っています。
昨日、本学からは吉田耕平先生(経済政策学科)と軍司宏紀さん(地域・産学連携推進センター)が参加。島原地方の地域活性化と研究に意欲を燃やしています。
本年で4回目となる昨日は、農家や支援者、行政や大学などから様々な人が集まりました。現在の大テーマは雲仙市産の「食」です。とくに今年は、じゃがいもの認知拡大とブランド化を目指しています。
4つの班に分かれて、農家さんや観光局が知恵を出し合います。そのひとつが、ブランディングを進める班。軍司さんはここに毎月参加してきました。これからは吉田先生も加わります。
今回のお題は<じゃがいも>の特徴を伝える案の整理でした。次回からはいよいよ、プロモーションの内容を作ります。今後は試食会やプロモーション素材の製作も予定されています。本学の教職員も、同プロジェクトの盛り立てに尽力します。
11月といえば、誰もが愛する<新じゃが>シーズンの到来期。このとき “UNZEN” ブランドのじゃがいもは、全国の家庭に届くのか。半年間、雲仙の地域メディアからは目が離せません。
雲仙ポータル https://www.unzen-portal.jp
雲仙観光局 https://unzen-dmo.com
鎮西学院大学は島原に一番近い大学。随時、ウェブサイトやSNSを通じてその様子をお伝えします。