本年5月14日(日)雲仙市国見町の神代小路(こうじろくうじ)~多比良港に掛けてのエリアで一社)雲仙観光局主催の「onsenガストロノミーin国見」が行われました。
onsenガストロノミーとは「その土地ならではの食や自然・文化を楽しむ文化のこと」。
温泉地を「めぐって」、「たべて」、「つかって」じっくりとその土地の魅力を感じてくださいというものです。日本国内各地で行われています。そして、「オンガス」の略語で語るマニアの方が存在し、「どこそこのオンガスは何々が良かった」等の情報交換が盛んに行われ、結果話題の商品や土地を体験するために、全国の「オンガス」を回る方々もおられるのだとか。今回のイベントでも埼玉からのお客様もおられたので、さもありなんと思った次第でした。
onsenガストロノミーは雲仙市内ではこれまでも雲仙温泉や、小浜温泉でも行われてきましたが、サッカーで有名な国見町では初開催。実は神代小路は旧鍋島藩の飛び地。島原半島では島原城下の武家屋敷同様、武家屋敷がご覧頂ける数少ないエリアでもあります。
この初開催の「onsenガストロノミーin国見」に産学連携推進センターは包括連携協定活動の一環として取り組みました。外国語学科からは池田先生のゼミ、経済政策学科の藤崎先生のCSL、社会福祉学科からは学科生が多数参加するボランティアサークルが参加してくれました。結果として、文字通り全学横断し、21名もの学生が参加しました。
このonsenガストロノミーに学校からボランティア参加するのはこれまでになく、初めての経験。学生もこの春入学したての1年生も多く、これまでボランティアをしたことがない人も多くいましたが、皆の高いホスピタリティ精神で初めての人も直ぐ「おもてなし」のこころで参加頂きました。初夏を思わせるような暑い一日で日に灼けた顔や手をした学生も見えますが、元気に各ポイントで料理にサーブにと励んでいました。感想を聞くと多くの学生が楽しかった、また参加したいと言って貰えたのはきっと、依頼先にも嬉しい声です。確認不足等不手際もあり、反省点も散見されますが、伸びしろと捉えて改善出来ると思います。
いつかオンガスマニアのお話で、雲仙のオンガスにはターコイズブルーのポロシャツ着たボランティアの学生がいて、良く動いていた!とか言われているかもです。
今後とも宜しくお願いします。
地域産学連携センター軍司