雨の日が続きます。梅雨が明ければ学期末。学期末は留学生との別れの季節でもあります。
6月28日、本学で毎週水曜日に行われるピースアワー(宗教センター主催)において、今学期で帰国する交換留学生2名のプレゼンテーションが行われました。
協定校である山東外国語職業技術大学(中国)から来日しており、日本での留学生活をテーマで発表しました。
発表の当日は驚くほど緊張しました。
当日の発表内容の一部を紹介します。
緊張した入学式。フィリピンやタイの交換留学生とも仲良くなりました。
日本文化を体験する授業。生け花を学びました。
日本での書道体験。上手に書けました。
レインボーフェスタ。料理を作って食べました。大切な思い出になりました。
プレゼンの最後は、お世話になったすべての人たちへの感謝の言葉がありました。
渡航前は新型コロナウイルス感染症の影響により、本当に長崎に来られるのかどうかで不安や心配ばかりだった留学生たち。発表した2人の学生は、充実した留学生活を思い出しながら、この日本留学に尽力していただいた中国の先生方へ、そして、鎮西学院大学の学生や教職員、地域の皆さんに対してのお礼の言葉を述べる場面がありました。留学初日に空港からの車から見た大村公園の満開の桜が、今でも彼らの印象に残っている出来事だそうです。
発表の後は日本語で歌の披露をしました。曲は学生みんなが知っている歌「パプリカ」
鎮西学院大学ジャズアンサンブル部のメンバーの協力も得て、交換留学生が最後まで歌い切りました。
礼拝に参加した学生や先生方の手拍子もあり、たいへん盛り上がりました。
帰国する2人の学生に代わり、9月には同じ中国の大学から新たな交換留学生が来崎します。
参加していた日本人学生の中でも、留学や国際交流により関心を持った学生が多くいるのではないでしょうか。
留学生の日本での生活も残り少なくなってきました。
最後まで実りある留学生活が送れるよう、大学関係者一同で応援しています。
国際交流委員会 留学生センター