昨月、経済政策学科の佐藤先生がピースアワーにご登壇。
学生時代を振り返り、部活動や旅行の経験をお話しされました。
30年の長きにわたって本学のために献身されてきた佐藤先生。
その原点は、現在の研究および教育につながっています。
本学の伝統を考えるうえでも貴重なお話しでした。
写真1:佐藤先生の講話
ピースアワーの開催は、火曜日と水曜日です。
火曜日は、主として3年生が出席。現在は鎮西学院のピースチャペルに集まって実施しています。
佐藤先生の出身高校は、元首相の小泉純一郎さんなど個性的な人材を輩出してきた名門「横須賀高校」だとのこと。
当時テニス部だった佐藤先生は、専用のテニスコートがないことを不満に思っていたのだそうです。
そこで閃いた (ひらめいた) のが「ないなら、つくっちゃえ」いうこと。そこで学校の許可を得て、荒れ放題の土地を整備しちゃったのだとか。
すると、最初は懐疑的だった高校の先生たちが今度は進んでテニスコートを完成させてくれたといいます。
この経験は、「自分が動けば、おのずと周りも動いてくれる」という実感を得た原点だった——このように佐藤先生は振り返っています(写真2)。
思えば、大学に赴任してからも、このような思いで様々な改革を進めてきたという佐藤先生。
自分がやってみたいことにどんどん学生たちがチャレンジするのは、本学の伝統にもなっています。
一生懸命お話を聞いていた学生たちも、同じように社会で活躍してくれることでしょう(写真3)。
写真2:お話をされる佐藤先生
写真3:ピースチャペルで話を聞く3年生
そのほかにも、大学時代に北海道へ行った経験や、大学院時代にパリへ行った経験も語ってくれた佐藤先生。
いずれも、当時ならではの「貧乏旅行」だったそうです。
しかし、そのおかげでいろんな人に助けてもらったのだとか。
旅行の中では甘酸っぱい話もあったようですが・・・
これについては皆さん、先生に直接お聞きしてみるとよいでしょう(!)
さて、翌日の水曜日は大教室でお話をされました。普段の授業は下を向いている1年生も、お話しに集中。
佐藤先生から、若いころから色々なことに挑戦するよう勧められていました(写真4)。
この日は、かつての教え子の方がお子さんを連れて参加。
そこで、最後にウェスレー館の前で一緒にパシャリ。思い出に残る一枚となりました(写真5)。
写真4:鮫島ホールで話を聞く1年生
写真5:かつての学生、その子どもと一緒に