多文化コミュニケーション学科・経済政策学科の専門教育科目「金融論(2年次以上対象)」では、ゲスト講師による講義が行われています。同科目は、実学的な目線で、金融機関(銀行や生命保険・損害保険会社、証券会社など)の役割を理解することと同時に、地域の中でどのように金融が機能し、必要不可欠な組織となっているかについて学ぶことを目的に実施しています。1月の開催分(2回)をご紹介します。
1つは、財務省九州財務支局長崎財務事務所様提供の講義です。本講義は前半部分で長崎県内の金融経済情勢について、同事務所が実施されている経済調査の時系列データをもとに解説が行われました。また、後半部分では、資産形成をメインとした金融リテラシーと題したお話があり、「ライフプランと家計管理」、「投資について考える」、「金融トラブルの防止」、「金融リテラシー」、「NISAについて」などについて理解を深めることができました。現場の第一線で活動されている2名の職員様からそれぞれのお話を拝聴することができました。
もう1つは、メットライフ生命様ご提供の講義です。長崎に本社機能を持ち、水辺の森公園にある企業ということで、鎮西学院大学の学生にとっても身近な存在ではないでしょうか。お話は、保険業界全体についてのご紹介の後、同社が担われている生命保険についての仕組みや構造、役割、また、担当者様のこれまでの顧客対応からの具体的なエピソード交え、わかりやすくお話を頂きました。
学生にとって複雑なイメージがある金融分野ですが、それぞれが普段の講義とは異なる内容やゲスト講師のお話で、理解を深めることができました。
鎮西学院大学では2023年度入学生より、副専攻制度を導入しています。所属する学科の専門的な「学び」に加え、他学科の専門教育科目を一定のルールに従い履修・単位修得を行うことで、卒業時に副専攻認定証明書が授与されます。
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