経済政策学科4年生山下豊くん(礒本ゼミ)が長崎で平和学習活動を頑張る若者として、長崎市立城山小学校でNIBの取材を7月25日に受けた。彼は青少年ピースボランティアという活動を高校生から続けており、現在9年目を迎える。
同小学校は全国的にも珍しい一般公開された被爆校舎をもっている。校地内にあるカラスザンショウと呼ばれる被爆クスノキは2016年に枯死が確認され、現在保存処理されている。このことで改めて経年劣化する被爆遺構保存の難しさと重要性を再確認したと彼は語っている。
彼の活動する青少年ピースボランティアでは、毎年8月8日・9日に全国の小学生から高校生が中心となって平和学習を実施する青少年ピースフォーラムというイベントを開催している。例年は対面開催されているが、コロナ禍により昨年と今年はオンライン開催となった。
今回のイベントにおける彼の役割は、8日に同小学校のオンラインガイドを行うことである。同小学校の卒業生でもある彼は,今回の活動を青少年ピースボランティア活動の集大成と位置付けており思いの丈を語りたいと話した。
放送は2021年7月30日金曜日18時15分からのNiB NEWS(4ch)となっている。
(文責:山下 豊、礒本光広)