12月24日、日本語教師の資格(「日本語教師養成課程修了書」)取得を目指している学生たちが、中国の重慶大学日本語科の学生たちにオンラインで実習授業をしました。12月14日の第1回に引き続き、今回が2回目となります。
授業テーマは、?中国のポップカルチャーに関する日本人の認知度、?枯山水や茶道などの日本の伝統文化、?日本社会における死や自殺、です。これらは重慶大学の学生たちからのリクエストでした。
どのグループも、日本人学生にアンケートを実施した結果を発表したり、実際に抹茶を点てる様子をカメラで生中継したり、政府関連の統計資料を調べて発表したりするなど、工夫を凝らした授業をすることができました。この日の授業のために、いっしょうけんめいに準備をした、みなさんの熱意と努力はオンラインを通して、きっと重慶大学の皆さんにも伝わったことと思います。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、これまでのように国境を越えて自由に行き来することはできなくなりましたが、このようにオンラインを通して国際交流ができることを幸せに思います。日本語教師を目指す学生にとっても、今日のオンライン実習授業は貴重な経験になったことでしょう。
重慶大学の周先生と学生の皆様、本当にありがとうございました。これからも、このような取り組みを続けていきたいですね。また、よろしくお願いいたします!