外国語学科の教員紹介シリーズです。今日は, 神田道隆先生 を紹介します。
神田先生は外国語学科の教員であり、宗教主事といって牧師です。出身は神戸。港町である長崎と神戸でなにか通じるものを感じられているそうです。
先生は大学で商学を学び、卒業後はトヨタのカーディーラーを経て不動産業界に。友人と3人で不動産会社を設立し経営もされ順調でしたが、29歳の時に思うところがあり会社を譲渡。そこから神学を学び牧師に。教会での奉仕(勤務)を経て2017年から鎮西学院大学へ。お隣の鎮西学院の高校で聖書の授業もされています。
大学の講義では、聖書やキリスト教的視点をふまえ、「人の生命」をテーマに自殺、安楽死、中絶、脳死、身近な人の死、LGBTQ、精霊流しなどを、また「社会で小さくされた人たち」をテーマに現代日本社会における高齢者の自動車運転、長崎のダム建設、破壊的カルト宗教、原子力、従軍慰安・徴用工問題といった課題を取り上げて講義をされています。
クラブ・サークル活動では、ダンスサークル、アートサークル、ボードゲームサークルの顧問をされています。
高校生の皆さんへメッセージ
「私は高校生の時、将来は社長になりお金持ちになってベンツに乗りたいと思っていました。大学卒業後、起業しやすいと考え不動産業界に入り半年ごとに車を乗り換え、次はいよいよベンツと思っていた時、お金ではないものを知り、そこから教会に通いだし、大学院に行き、牧師になりました。世の中には様々な価値観があります。大学では勉強、遊び、アルバイト、サークル活動、課外活動など様々な経験を通して1つでも多くの価値観に出会ってほしいです。鎮西学院大学ではそれができると思います。ぜひ一緒にあそb……勉強しましょう!!」