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国際交流関係

【交換留学マンスリーレポート】カナダ フレイザーバレー大学

  • 2024.10.6
  • 国際交流関係

フレイザーバレー大学への交換留学生としての生活が始まり、1ヵ月と1週間ほどが経ちました。10月に入ってカナダはだんだんと気温が低くなり、20度を超えるような日はほとんどありません。

前回のレポートでは、「授業がまだ始まっておらず、留学に来た実感がまだ湧いていない」と記しましたがその数日後に授業が始まり、現在私が履修している授業は全て4回目が終了しました。1つの授業は日本と同じように15回分行われるため、私は全体の3分の1ほどを受けたことになります。今では1ヵ月前の思いとは違い、「留学に来た」という実感は非常に強く感じています。

今回は、そのような海外の大学の授業のことに加えて、この大学でできることについて少しお話させていただきます。

私は現在、英語の文法や英語での文章の書き方を学んだり提示された英語でトピックに関してディベートをしたりするような英語に関することを学ぶ授業を2つ、カメラの使い方を学んだ上で、実際に写真を撮ってその編集も行うようなカメラに関することを学ぶ授業を1つの合計3つの授業を履修しています。当たり前ですが授業中は一切日本語が使われず、全てが英語です。初めて授業を受けたときは、先生が説明することなどが全く理解できずに非常に戸惑いました。このままでは授業の内容が理解できずに課題やテストも満足にこなせないと思いました。そのため寮の部屋にいる時には、授業の復習に加えて英語を聞き取って理解できるように個人的に英語の勉強に努めました。その成果もあってか、今では授業の内容や先生の発言することもより多くは理解できるようになりました。私はこれからも授業のことだけでなく自分でも英語の勉強を続けていき、授業の内容や先生の発言を完璧に理解できるまで成長したいと思います。しかし、日本にいる間にもっと英語を聞き取れるように勉強しておくべきであったと後悔もしました。私がこれから留学をしようと考えている人に1つ助言するならば、カナダに限らず、英語の勉強は留学にいく前に必死にやっておくべきだと言いたいです。

また、日本とカナダの大学での授業を比べてみて気づいた違いがいくつかあります。

まずは授業時間の違いです。日本では1時限は1時間半ですが、こちらの大学では10分ほどの休憩は含みますが、1時限は約3時間あります。私は、3時間ほど同じ教室にずっといるためすごく長く感じました。次に授業中の飲食の違いです。日本では授業中飲み物を飲むことができても、食べ物を食べられることは稀だと思います。しかしこの大学の授業ではお菓子を食べていたり、パンを食べていたりする生徒がいることが普通です。さらに、授業中の発言についても違いがあることに気づきました。みなさんもイメージがあると思いますが、海外の大学の生徒は授業中に少しでも疑問に思ったことがあればすぐに手を挙げて先生に質問をして、意見を求められた時も積極的に発言しています。私はそのような自分の意見をしっかりと持ち、それをしっかりと表現する姿勢は見習うべきだと感じました。

次に、この大学できることの中で私が特に良いと思ったことについてお話させていただきます。

それは、大学のスポーツ施設の利用についてのことです。この大学には室内外に様々なスポーツをするためのコートがあり、さらには休日を除き夜遅くまで開いているジムも完備されています。それらのスポーツで利用する道具やコート、ジムを利用する際には45ドルほど(日本円で5000円未満)を払えば、その学期は自由に利用することができ、運動不足の心配もなくなると思います。私の場合は、幸運にもスポーツ施設が1学期分無料で利用できるチケットを獲得し、それを利用して定期的にジムに通っています。そこで少しコミュニティもできたので、私にとっては一石二鳥でした。さらに、この大学にはいくつものカフェや売店などがあることも良い点だと思います。日本では聞きなじみがない、カナダでは大人気のドーナツが有名なカフェであるティムホートンズをはじめとした多くのカフェがあります。お腹が空いたら大学内ですぐご飯を買うことができるので、便利だと感じています。

長くなりましたが、以上で今回のマンスリーレポートとさせていただきます。これからも留学生としての自覚をしっかりと持ち、授業や普段の生活での様々な人との会話などを通して自分の英語力をさらに高めていきたいです。