交換留学で台湾に来てから、あっという間に2か月が経ちました。最初は、MRTという地下鉄の車内で、飲食禁止ということを知らずについ水を飲んでしまって注意を受けたり、トイレの仕様が日本とはかなり違っていることに驚いたりしましたが、少しずつ慣れ、台湾に来てからは1日1日がとても早く過ぎているように感じます。台湾は10月下旬になった今でもまだまだ暑く、涼しく過ごせる日を待ち焦がれているところです。
さて、今回のレポートでは、こちらでの食生活についてお伝えしたいと思います。皆さん、台湾の食事にはどのようなイメージを持っているでしょうか。私が台湾に来たばかりの頃は、こちらの食べ物がとても油っぽく感じ、味も濃く感じていましたが、2か月経った今ではもうその味にも慣れ、食事が1日の楽しみになるくらい美味しく感じています。
私が生活している学生寮にはキッチンがなく、自分たちで調理はできないため、毎日キャンパス内の学食で購入するか、学校近辺に多くある飲食店に食べに行っています。日本で毎日のように外食すると食費がとても高くつくと思いますが、台湾ではとても安く食事を済ませることができます。野菜やお肉などの量はとても多く、ライスやアイス、ポップコーンなどの食べ放題・ドリンク飲み放題で、だいたい120元(日本円で600円位)で足ります。容器からはみ出るくらいの大きさのお肉が入っているお弁当も、75元(日本円で400円位)で食べることができます。
台湾には夜市と呼ばれるところがあります。出店が多く並んでいて、お祭りのような場所で、安く、美味しく食べ歩きをすることができます。料理の注文方法は、日本のように店員さんを呼んで注文するのではなく、料理名の書かれたチェックシートに正の字で個数を書き、先にお金を払います。食事をするだけでも日本とは全然違い、とても面白いなと感じます。
私はある程度中国語を勉強してから留学しましたが、実際こちらに来てみると、思っていた以上に喋るスピードが早く、最初はなかなか理解することができませんでした。台湾で過ごせる時間もあと2か月程度なので、できるだけ多くの人と喋って少しずつでもそのスピードに慣れていきたいなと思います。また、こちらでは日記を書いていて、最近は中国語でも書き始めたので、これも続けて単語力も高めていきたいと思います。残り少ない時間を、後悔のないように過ごしていきたいと思います。
外国語学科2年 M.S