10月は留学生が参加したイベントのことと、バギオ特有の気候を体感した日が数日間あったため、それらについて書いていきたいと思う。まずはイベントについてだが、バギオ大学の取り組みで、大学職員や留学生が森に木を植えて環境保護を促す「PROJECT GROOM ME」が開催された。このイベントには大学職員の他に、私たち鎮西学院からの交換留学生3人と中国からの留学生、そしてインドネシアからの短期留学生が参加した。インドネシアの留学生とは初対面であったが、とても気さくに話しかけてくれたおかげで打ち解けることができた。インドネシア人の国民性として明るい人が多いということを聞いたことがあったが、それはおそらく正しいとわかった。彼らと仲良くなれたものの、短期留学の最終日だったそうで次の日にはインドネシアに帰るというタイミングでの出会いだったため、もっと早く出会えていれば良かったと感じた。このプロジェクトは午前中で終了し、ランチを共に食べた後に解散した。インドネシアや中国以外にも、バギオ大学には鎮西学院以上に多くの国からの留学生が在籍しており、日々刺激を受けながら生活できている。
次にバギオ特有の気候を体感したことについて、バギオは雨期になると降水量が非常に多く、毎日大雨が降る。また、これはバギオに限った話ではないがフィリピンは日本よりも頻繁に台風が上陸し、甚大な被害にあうことも珍しくないようで、バギオでも台風の影響で10月中に3回休校になった。休校中だけでないが休校中は特に停電することが多く、日没後に停電した時はとても不便だったと同時に、大雨が降ってもめったに停電しない日本のインフラがどれほど整っているか身をもって感じた。バギオの雨期は10月までであるが今も雨が降ることが多いため、早く乾季になり停電しなくなることを願いたい。