鎮西学院大学キャリア支援センターでは、毎年卒業生の就職先ご担当者様よりご意見を聴取しております。
その概要について、ご報告させていただきます。
1 調査名
卒業生の就職先からの意見聴取
2 調査対象
鎮西学院大学の卒業生が就業している3つの企業
3 調査期間
2024年
8月28日、9月20日
4 調査担当
キャリア支援センター長 登り山 和希(多文化コミュニケーション学科准教授)
5 ご意見聴取の結果
■就業をしている本学卒業生の印象について
・(入社して5か月の学生を見て)
まじめに取り組んでいる様子が見れ、社内の雰囲気に溶け込んでいる様子がわかる。
・一生懸命の様子が回りで見ている私たちにも伝わっており、非常に印象が良い。
・学生がインターンシップを通して企業理解をし、お互いの信頼関係ができているので、真摯に向き合うことができる。
・現在3名の卒業生に来ていただいているが、なんでも臨機応変に対応してくれている印象がある。
■今後、本学の学生に期待する点
・授業だけでなく、イベントやボランティア等に積極的に参加してほしい。
・学生さんにインターンシップに積極的に参加させて欲しい。
・語学力をより高めていって欲しい。
・大学の地域に関わる科目、イベント補助やインターンシップなどのこれまで以上に充実をさせてほしい。
・学生時代にたくさん遊びや経験をして欲しい。
・積極的に行動する癖を身に付けて欲しい
・人と人とのリアルなコミュニケーションの経験をしっかりしてきてほしい。
・資格の取得(語学、ICTスキル、簿記など)を推進してほしい。
・(卒業生の中で)業務の中で、企画力や発信力が秀でていると感じる場面がある。Instagramの更新なども貴学卒業生が工夫して取り組んでくれている。実践的な教育を引き続き行ってもらいたい。
・仕事における様々な場面に対応できる、対話力、柔軟性を高めてほしい。
・今般開催していただいた企業説明会を継続して行い、(当社に)強い関心を持つ学生に来てもらいたい。
■まとめ
全体を通して、他大学卒業生に比べて真面目な印象がある旨お話を頂いた。観光業のご担当者様からは、卒業生が新しい企画を立て試行錯誤しながら業務に取り組んでいることを強調されておられ、在学生にもこの声を伝えていきたいと考えている。また、本学として地域・産学連携をこれまで以上に一層強化した体制を作り、包括連携協定を活用した独自のインターンシップや協定先が主催する地域活性化イベントに参画させるような機会を充実させていきたい。また、学修成果の可視化については、企業の採用活動時に活用できるように今後より一層工夫していく必要がある。
今後とも、卒業生の就職先等から頂くご意見等を拾い上げながら、現在進行している新カリキュラムの運用や学生のキャリア教育に役立てていきたいと考えている。
ご協力いただきました、十八親和銀行様、長崎銀行様、原城振興公社様、ありがとうございました。
【写真】原城振興公社様で活躍する卒業生たちの様子(右から2人目は本学の加藤教授)