鎮西学院大学では、CSL(コミュニティ・サービス・ラーニング)と呼ばれる学科の枠を超えた学部共通のプログラムとして、地域貢献活動を教育カリキュラムに組み入れています。すべての学生が参加する本プログラムは年間30時間以上の活動を行い、それを担当教員が評価をして単位認定を行うことが特徴です。
本学の登り山和希先生が担当するCSLは「外国人にやさしいまちづくり」をテーマとして活動を行っています。今年9月の西九州新幹線開業を前にして、諫早市を訪れる観光客や訪問者向けに動画作成を行いました。本市にある駅の案内表示や観光ガイドなど以前に比べて外国語表記が多くみられるようになったものの、まだまだ充分なものとは言えない現状があります。授業の中で学生が話し合い、諫早市に来訪する外国人が自力でバスやタクシーに乗って観光スポットを訪問するためには、諫早駅を起点とした公共交通機関の利用方法や名所紹介を行う動画作成が必要だと考え、本企画実現に至りました。
一部ですが、ここでご紹介します。動画はTikTokでも使えるよう作成しました。また、新幹線開業後は、諫早駅前広場にある大型モニターでも作成された動画が放映される予定です。
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【動画】諫早駅前バス乗り場からの乗車方法(ベトナム語バージョン)
【動画】白木峰高原に行く方法
*TikTokは音楽に合わせて、15秒から1分ほどの短い動画を作成/投稿できることが特徴のSNSです。
本事業は令和3年度諫早市ビタミンプロジェクト実施事業(採択テーマ:「諫早駅を起点とする外国語版観光ガイド動画の作成」)の補助を受け、いさはや国際交流センターと共同で作成したものです。ご協力いただいた関係の皆様に御礼申し上げます。