社会福祉学科の講義では、大学教員の他に現場職員や当事者の方々など様々な方々をお招きして授業が展開されます。先日の基礎演習Ⅱでは「罪を犯した障がい・高齢者の支援について~‟生きづらさ”を抱える対象者の支援~」と題して、長崎県地域生活定着支援センターの黒田誠様、和住健吾様、田中穂奈美様の3名をお招きしてご講義を頂きました。
地域生活定着支援センターの役割として、罪を犯した障がい者や高齢者の立ち直りを支援する機関として、一人ひとりの特性に合わせた支援をコーディネートする役割を担っています。特に再犯を防ぐ取り組みとして、福祉的支援が大きな役割を果たしていくことに学生たちは感銘を受けていました。また相談場面をロールプレイを通して実演して頂き、その後の事例検討を通して利用者の視点から生活状況を理解し、思いに寄り添う重要性について学生たちは気づきを深めることができました。ご講義頂きました黒田先生、田中先生、和住先生本当にありがとうございました。