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実践を通して学習するスタイル、それが多文化コミュニケーション学科の教育の特徴です。
多文化コミュニケーション学科での学びの対象は、人間の生活の場そのものであり、地域における生活の課題を探ることにあります。実際の教育プログラムも、現実のまちづくりのなかで実践的に展開されます。地域と大学との関係が深まれば深まるほど、そこで学ぶ皆さん自身も成長していくことが求められます。
~多文化世界へ行ってみよう~
「見える文化」と「見えない文化」、ステレオタイプ、集団主義と個人主義、外国語の学習、交渉力など、異文化間コミュニケーションにおける基本的な重要項目に触れる良いきっかけとなるよう、短くわかりやすい解説にエクササイズを織り交ぜた構成になっています。
~自分を客観視できるようになるための旅にでます~
私たちはいつも自分を他人と比較します。そして、あれがないとかこれがないとか不満ばかりを感じます。しかし、途上国の「あれもないこれもない、何にもない」困難な現実を知ることでその困難な環境から自分を見ることができます。自分中心の物の見方から、初めて自分を客観的に見ることができるようになるための学びを中心としています。それらの学びは、「自分」を他人とではなく「過去の自分」と比較できることへと繋がり、自分の成長を知り、そして、将来の自分像を描く旅へと繋がります。
~あなたの可能性を拡げます~
学内で学んだ知識や経験を踏まえ、海外での実体験を通してあなたの可能性を最大限に拡げていきます。派遣先大学・機関で様々な人たちと現地交流するほか、対象地域の言語や文化、価値観など体験を通して学んでいくプログラムです。海外での就職や就職後を見据えたキャリアアップを図ることを目的としています。あなたが選択した「冒険」は、想像しえなかった未来へのステップとなっていくでしょう。
~世界そして自己の探究を通して「未来」を切り拓きます~
これまでの国内外・学内外での学びや体験を通した探究成果を振り返り、集大成としてまとめ、伝えます。核となる科目である専門演習は、在学中の学びや体験をベースに、国際交流イベント等の実践活動体験、職業体験、留学体験、研究活動をそれぞれの興味関心に合わせたテーマで進めていきます。専門演習での学びや体験の集大成は、卒業研究として報告書や論文などの形でまとめ、それらの発表を通してそこにある「知」と「体験」を社会と共有していきます。あなたが発見した「知」そしてあなただけの「体験」が、輝くあなたの「未来」を拓いていくことでしょう。