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実践を通して学習するスタイル、それが経済政策学科の教育の特徴です。
経済政策学科での学びの対象は、人間の生活の場そのものであり、地域における生活の課題を探ることにあります。実際の教育プログラムも、現実のまちづくりのなかで実践的に展開されます。地域と大学との関係が深まれば深まるほど、そこで学ぶ皆さん自身も成長していくことが求められます。
地域づくりの実践を中心とした学び
「失われた30年」と言われる中で、日本の経済成長率は低迷し、格差や貧困が拡大してきました。こうした中で世界的にも利益追求だけを目的とした効率至上主義の限界が指摘されるようになっています。私たちはマクロ的な経済指標からだけでは見えてこない時代の大きな変化の中に生きているのかもしれません。この講義では、外部講師をお招きして共生社会における長崎県の中・長期的な課題に対する解決策を考え続けていく種をみなさんの「知の畑」に蒔いていきます。
地域で活躍する人材をサポートするスキルの修得
AIは、社会のさまざまな分野で活用され、ビッグデータとともに私たちの日常生活や仕事に深く関わる身近な存在となっています。膨大なデータを活用することで、自動化や効率化を進めるだけでなく、新たなビジネスモデルの構築や価値の創出も可能にしています。AIの基本的な仕組みや応用方法を学び、実社会での実践的な活用力を養います。
離島、過疎地、都市部、開発途上国をフィールドとした調査やインターンシップ
スマホのニュースサイトには、天気予報や交通情報とならんで株価や為替レートが毎日表示されます。それは金融についての情報が台風情報や運行情報と同じくらい毎日の私たちの暮らしに影響を与えるからです。事実、ほとんどの社会活動は”お金”と切っても切れない関係にあります。お金を知ることは経済を知ることにつながる。金融論はそのための学問です。
卒業研究を主とした実践的な理論と手法の習得
地域の活性化やまちづくりなど地域に関する問題への取組み、地域課題解決のための手法、方向性等を学習します。その内容を卒業研究(卒業論文)として取りまとめ、その成果を発表します。