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実践を通して学習するスタイル、それが経済政策学科の教育の特徴です。
経済政策学科での学びの対象は、人間の生活の場そのものであり、地域における生活の課題を探ることにあります。実際の教育プログラムも、現実のまちづくりのなかで実践的に展開されます。地域と大学との関係が深まれば深まるほど、そこで学ぶ皆さん自身も成長していくことが求められます。
地域づくりの実践を中心とした学び
「失われた30年」と言われる中で、日本の経済成長率は低迷し、格差や貧困 が拡大してきました。こうした中で世界的にも利益追求だけを目的とした効 率至上主義の限界が指摘されるようになっています。私たちはマクロ的な経 済指標からだけでは見えてこない時代の大きな変化の中に生きているのかも しれません。この講義では、外部講師をお招きして共生社会における長崎県の中・長期的な課題に対する解決策を考え続けていく種をみなさんの「知の畑」に蒔いていきます。
地域で活躍する人材をサポートするスキルの修得
マーケティング概念の変遷、マーケティング戦略構築の枠組み、4P政策などを講義し理論的枠組の理解を図ります。さらに、関係性マーケティング、ソーシャルマーケティングなどについて、背景、内容・特色など学びます。
離島、過疎地、都市部、開発途上国をフィールドとした調査やインターンシップ
アジアの中でも特に東アジアに焦点を絞り、開発経済学的な観点から東アジアの経済発展のプロセスを学びます。そして、海外直接投資や貿易がこの地域の経済発展にどのように貢献したのか、理論もまじえて学びます。その後、この地域に属する各国(日本、ASEAN、中国など)の経済発展の現状と問題点について学びます。
卒業研究を主とした実践的な理論と手法の習得
地域の活性化やまちづくりなど地域に関する問題への取組み、地域課題解決のための手法、方向性等を学習します。その内容を卒業研究(卒業論文)として取りまとめ、その成果を発表します。