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入学から卒業までの学習プロセスのご紹介です。
PBL(問題解決型学習)や各種ボランティア活動などの体験学習を通して、地域の福祉課題に気づくことのできる人権感覚や感性を養います。また、基盤教育科目などの講座を通して、異文化理解や国際的な視点を身につけます。さらには当事者との交流体験や現場体験を重ねることで、福祉に関する問題意識を養い、福祉を学ぶ意義や目的を明確にしていきます。これらの学びを将来の進路や学習目標の絞り込みに役立てます。
本学の教育理念でもある“誰もが安心して暮らし続けられる環境づくり”(SDGs)を目標に掲げ、その担い手養成をめざします。学内外の多彩な講師陣による多様な角度からの視点や課題を共有し、本学での学びの意義や方法を養います。
希望する将来の進路をもとに、所属したい専門コースを確定させます。 これまでの体験的な気づきを、福祉関連の文献や専門科目を通して理論的に確かめます。同時に、様々な地域課題や当事者の抱える生活問題に対して、その原因や背景を論理的に考えることのできる素養を身につけます。そのうえで、問題解決に向けて必要とされる福祉関連の法律や制度、各種福祉サービスの体系を分野別に学び、支援のための基礎的な技術を修得します。
本授業では、特別支援教育に不可欠な基本概念や理論(歴史論、人権論、障害論、発達論、共生論、自立論)についてわかりやすく講義し、特別支援教育の基盤・基本に関する専門知識を学んでいきます。
修得した援助技術を、演習や実習の場で実際に試みます。特に現場実習では、(1)現場や当事者への理解を深め、(2)実践力を体験的に確かめ(高め)、(3)自分の適性をみつめながら、(4)将来の進路の絞込みや、(5)新たな学習課題を見出す機会として役立てます。同時に、この時期は、卒業研究のテーマを絞り込んだり、就職活動や国試対策を本格的に開始していく段階でもありますので、有効な時間の使い方が求められます。
臨床心理学とは、人が抱える問題を予測したり、軽くしたり、解消することを目指す学問です。この授業では、心理検査やカウンセリングの方法を学びます。また、ロールプレイを通して基礎的な面接法を体験します。
卒業後の進路を確定させ、就職先や進学先を内定させます。卒業後の進路に応じ、病院実習や精神保健福祉援助実習や教育実習等を通して、それぞれの分野に必要とされる専門的な実践力をさらに磨いていきます。また進路に応じ福祉関連の資格取得を目指します。特に国家試験については福祉総合演習や対策講座や合宿などを通して全員合格を目指します。また、4年間の学びの集大成として、卒業研究論文を完成させます。
大学で学んだソーシャルワークの知識、技術を実際現場で試す「理論と実践力」が備わる実践協働の授業です。地域課題に取り組んでいる社会福祉法人、社会福祉協議会、NPO等と協働し、座学では得られない貴重な実践力を育む授業内容です。