TEACHING COURSE

教職課程

 

取得できる教員免許・カリキュラム

各学科で取得できる免許状と教員になるための教育課程を紹介します。

教職課程

【取得できる教員免許】
学科 取得免許状の種類
中学校教諭一種免許状 高等学校教諭一種免許状 特別支援学校教諭免許状
社会福祉学科 〔福祉〕
〔公民〕
〔一種〕
多文化コミュニケーション学科 〔英語〕 〔英語〕 ※単位履修状況により二種免も可。
経済政策学科 〔社会〕 〔公民〕 ※単位履修状況により二種免も可。

文部科学省令に定める科目

(教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目)

免許法施行規則に定める科目区分 単位数 教職必修科目 本学開講授業科目 配当年次 単位数 備考
日本国憲法 2 法学 2 2
体育 2 スポーツ実習 1 1
健康の科学 1 2
外国語コミュニケーション 2 英語のしくみ 1 2
中国語入門 1 2
韓国語入門 1 2
数理、データ活用及び人工知能に
関する科目又は情報機器の操作
2 ICTスキルⅠ 1 1 卒業必修科目
ICTスキルⅡ 1 1

教育の基礎的理解に関する科目等

教育の基礎的理解に関する科目等
教職課程
教育についての理解
達成目標の要素 教職の意義
教育の理念・教育史・思想の理解
教育の社会的・制度的・経営的理解
共通の達成目標 教職の意義や教員の役割、教育の理念や歴史について理解し、それらをふまえて教育の現状と課題を社会的な視点から捉え、教育のあり方について考えを述べることができる。
レベル1 教職の意義や教員の役割、教育の理念や歴史について理解する。
レベル2 学校教育及び社会教育について、社会的な役割や制度やしくみについて基本的内容を理解し、教育の現状と課題について把握している。
レベル3 教育の理念、歴史・思想、教育の社会的役割や制度をふまえ、教育の現状と課題、その背景について考えることができる。
レベル4 教育の理念、歴史・思想、教育の社会的役割や制度をふまえ、教育の現状と課題、その背景について捉えられているとともに、望ましい教育のあり方について多面的な視点から自分の考えを持つことができる。
子どもについての理解
達成目標の要素 心理・発達論的な子ども理解
学習集団の形成
子どもの状況に応じた対応
共通の達成目標
  • 子ども理解のために必要な心理・発達に関する基本的な理論を理解する。
  • 学習理論や学習集団形成に必要な基礎的理論について理解する。
  • 上記の理論をふまえ、個々の子どもの特性や状況に応じた対応の方法を考えることができる。
レベル1 子ども理解のために必要な心理・発達論の基礎的事項について理解する。
レベル2 学習理論や学習集団形成に必要な基礎的理論について理解するとともに、日常における学習行動を心理学的な視点からとらえることができる。
レベル3 子ども理解のために必要な心理・発達に関する理論、学習理論及び学習集団形成に必要な理論と結びつけながら、子どもへの望ましい働きかけ方について考えることができる。
レベル4 子ども理解のために必要な心理・発達に関する理論、学習理論及び学習集団形成に必要な理論と結びつけながら、いじめ、不登校、特別支援教育などについて、個々の子どもの特性や状況に応じた対応の方法について理解ができているとともに、それをふまえ、望ましい対応のあり方について多面的な視点から考えることができる。
教科・教育課程に関する基礎知識・技能
達成目標の要素 教科の科目内容の理解
教科書・学習指導要領
教育課程の構成に関する基礎理論・知識
道徳教育・特別活動
総合的な学習の時間
情報機器の活用
学習指導法
共通の達成目標
  • これまでに履修した教科の科目、道徳教育、特別活動、総合的な学習の時間の意義や位置づけ、内容について理解している。
  • 上記の教育課程内容に関する学習指導要領を理解している。
  • 教育課程の編成や、上記の境域家庭内用に関する指導法を理解している。
  • 上記の理論をふまえ、望ましい教育課程内容や指導法について考えることができ、自分なりの工夫ができる。
レベル1 これまでに履修した教科の科目、道徳教育、特別活動、総合的な学習の時間の意義や位置づけ、内容について、学習指導要領をふまえ理解する。
レベル2 教科の科目、道徳教育、特別活動、総合的な学習の時間について、教育課程に関する理論や指導法について理解する。
レベル3 教科の科目、道徳教育、特別活動、総合的な学習の時間について、教育課程に関する理論や指導法をふまえ、望ましい教育内容や指導法について考えることができる。
レベル4 教科の科目、道徳教育、特別活動、総合的な学習の時間について、教育課程に関する理論や指導法をふまえ、多様な視点から望ましい教育内容や指導法について考えることができるとともに自分なりの工夫ができる。
教育実践①(学習指導力)
達成目標の要素 教材分析力
授業構想力
教材開発力
授業展開力
表現技術
共通の達成目標
  • 教材の系統性、教材の関連性や独自性、授業者の教材に対する解釈といった視点から京西分析ができる。
  • 教材研究に基づき、多様な工夫を行いながら、授業の構想、学習指導案や教材・資料の作成ができる。
  • 授業をを行ううえでの基本的技術を身に付け、子どもの反応を活かした授業展開ができる。
レベル1 教科書にある題材や単元等に応じた学習指導案を作成することができる。
レベル2 教材について、教材の系統性、教材の関連性や独自性、授業者の教材に対する解釈といった視点からの教材研究ができる。
レベル3 十分な教材研究を活かし、自分なりに多様な工夫をこらして学習指導案や教材・資料の作成を行うことができる。
レベル4 十分な教材研究を活かして様々な工夫をこらし、多様な子どもの反応を想定して授業の構想、学習指導案や教材・資料の作成を行い、学習指導案を作成し、授業を展開することができる。
教育実践②(学級経営と子どもとの関わり)
達成目標の要素 学級指導
共通の達成目標
  • 学級経営の意義を理解し、教材開発ができる。
  • 学級経営方針を把握し、一人ひとりの生徒の特徴や学級の特徴を把握し、多様な子どもを想定しながら学級指導ができる。
レベル1 学級経営の意義を理解する。
レベル2 学級経営の内容と学級経営に活かせる教材研究ができる。
レベル3 教育実習において、学級経営方針を把握したうえで、子どもや学級と関わることができる。
レベル4 教育実習において、学級経営方針や一人ひとりの生徒や学級の特徴を把握したうえで、学級活動の指導案を作成や子どもや学級と関わることができる。
課題探求
課題認識と探究心
達成目標の要素 課題認識と探究心
共通の達成目標
  • 自己の課題を認識する
  • 課題解決のための方策を考え、継続的にとりくむことができる。
レベル1 自己の課題を認識する。
レベル2 自己の課題を自分なりに認識し、解決に向けた方策を考えることができる。
レベル3 自己の課題を客観的に認識し、その解決にむけ解決に向けた具体的な方策を考え、実際に取り組む。
レベル4 自己の課題を客観的に認識し、その解決にむけ解決に向けた具体的な方策を考え、実際に取り組みふりかえったうえで、次へのステップへと踏み出す。
教育時事問題
達成目標の要素 教育時事問題
共通の達成目標
  • 教育の現状や課題を把握し、その解決に向けて多様なアプローチでの解決の方策を考え発表することができる。
レベル1 いじめ、不登校、特別支援教育、子どもの発達など教育の現状や課題について関心をもつ。
レベル2 いじめ、不登校、特別支援教育、子どもの発達など教育の現状や課題について、客観的に把握する。
レベル3 いじめ、不登校、特別支援教育、子どもの発達など教育の現状や課題の改善について、多様なアプローチや方策があることを理解する。
レベル4 いじめ、不登校、特別支援教育、子どもの発達などの教育の現状や課題を客観的に把握し、多様な視点をふまえ、解決への方策について自分の意見を発表することができる。