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CHINZEI

大学の概要

 

建学の精神・教育理念

鎮西学院大学は、キリスト教の信仰から生まれる価値観を基盤とする大学です。こうした建学の理念に基づき、倫理性の高い、優れた教養と専門的知識・技術を有する国際的に有為な社会人を育成します。

国際的に有益な社会人の育成

鎮西学院大学は、キリスト教の信仰から生まれる価値観を基盤とする大学です。こうした建学の理念に基づき、倫理性の高い、優れた教養と専門的知識・技術を有する国際的に有為な社会人を育成します。本学は特色ある教育研究活動を通じて、地域社会の発展に寄与することを目的とした大学です。

建学の精神

平和をつくりだす人 教育の目標「アデルフォス」
鎮西学院大学は、世界の姉妹校、また地域社会の強い要請と援助を受け、鎮西学院創立120年を記念して、2002年に開学しました。 本学の母体である鎮西学院はキリスト教精神を「敬天愛人」とし、神を敬愛し、隣人に奉仕する人を教育の目標としてきました。この校訓を大学においてさらに発展させ、神を敬愛し隣人愛に生きる「アデルフォス」(兄弟姉妹)を育成することと定めました。鎮西学院大学の教育使命は「アデルフォス」を育成することにあります。
共通の価値(ウエスレヤン)
「ウエスレヤン」とは、18世紀イギリスで活躍した牧師ジョン・ウェスレーの教えを受け継ぐ者をさしています。ウエスレーの世界宣教はプロテスタント・キリスト教のなかから大きな流れをつくりアメリカで成長しました。その教えは「人は自分自身を新しくつくり変えることができる」というもので、自分をつくり変える根源的な力は、神への敬虔なる信仰であり、それは「敬天」という二文字にこめられています。そして自己の深いところで神と固く結ばれた人は、人を愛し世界へと向かっていく。このことが「愛人」という文字に表わされています。ウエスレーの教えは人が使命感をもって生きる秘訣として受け継がれ世界に広まりました。このように「ウエスレヤン」はウエスレーの教えを受け継ぐ者を意味しています。
ウエスレーの流れをくむアメリカ人宣教師ロング博士は「Boys be Christian Gentlmen(青年よ、キリスト者紳士たれ)」と唱えて、1881年長崎市東山手にカブリ英和学校を創設しました。それは鎮西学院となり今日まで歴史を導いています。
2021年、鎮西学院創立140周年を記念し日本語の大学名称は「鎮西学院大学」となりました。しかし英語名称は「Nagasaki Wesleyan University」としウエスレーの教えを受け継いでいます。
一つの使命、三つの目標
鎮西学院大学は、新しい時代に向かって「アデルフォス」教育を使命とします。この使命を果たすために
1.建学の精神に生命を吹き込んできたチャペル活動において、敬虔を養成します。
2.隣人愛に支えられた福祉マインドを育てます。
3.地域と世界に向かって平和をつくりだす人材を育成します。

大学の基本理念

つなげる つながる いっしょに歩む
成長の学びを支える鎮西学院大学
1881年、宣教活動のため日本に来た年若きロング夫妻は、テネシー・ウエスレヤン大学でカブリ-博士の未亡人から、日本の若い人々の教育のためにと託された2ドル銀貨と、多くの有志者から寄せられた献金をもとに、東山手の地に鎮西学院の前身である、“カブリ-・セミナリー”を設立しました。その後、1945年の原爆投下によって大きな被害を受け、翌年には諫早の地で新しいスタートを切ったのです。
19世紀に、アメリカの若き宣教師に託された思いが、キリストの教えとともに長崎の若いに人びとにつなげられ、21世紀の今につながっています。そしてそこには、いつも学生達とともに、汗や涙を流してきた教職員の姿があるのです。
時代が変わった今でも、私たちの使命は変わっていません。人生の設計図が描きにくい時代だからこそ、人間関係に悩む若い人たちが多い時代だからこそ、彼らの持つ潜在的な力を信じ、それを開花させるために、私たちは、この4年と言う限られた時間の中で、学生たちを社会へ、そして世界へとつなげ、ともにつながり、未来に向かっていっしょに歩みたいのです。
なによりも、諫早の地の緑豊かな小さなキャンパスでの出会いを大切に、ひとりひとりの成長の学びを支える大学でありたいと願っています。

オフィシャルシンボル

聖書(旧約)の詩編28編7節には、「主はわたしの力、わたしの盾」とあります。 つまり「盾」とは私たちに力を与え、私たちを守ってくれるものの象徴です。その盾を建学の理念であるキリスト教のシンボルマーク十字架で4つに区切り、それぞれに私たちの鎮西学院の「基礎」「過去」「現在」「未来」を表しました。
左上:【基礎】
ロング博士によって創立の日1881年10月23日の礼拝で開かれた聖書と鎮西学院を象徴する十字架で表しています。
右上:【過去】
多くの犠牲を生んだ戦争の被害を忘れず、平和への祈りを象徴的に鳩で表現。また戦後復興の象徴「千築プラン」によって学院内に植えられたお茶の葉をイメージしています。
校章
左下:【現在】
私たちの頭上に輝く太陽と、かつて卒業生から贈られ現在も校内にある針葉樹林(メタセコイア)は天に向かってまっすぐ伸びる本学の学生と教職員をイメージしています。
右下:【未来】
未来は私たち自身がそれぞれの意思で切り開くものです。それぞれの未来を自由に描くスペースをあけています。つまり校章は人の数だけデザインがあります。唯一輝く1つの星は、かつて生まれたばかりのイエス・キリストヘと導いたあの星をイメージしています。(聖書マタイ2章)