1.設置の趣旨、目的
本学部は、平和で多様性に富んだ「共生社会」の形成とその持続的な発展を目指し、そうしたミッションを担う人間を育生するため、「総合」学部の持つ多面的で立体的な学びの相乗効果を活かした複眼的な思考能力と共感・実行力を養います。
※「育生」には人に生まれて平和な人に成るという意味を込めています。
2.教育・学習支援到達目標
学部の設置の趣旨・教育目的を実現するため、卒業までに修得すべき教育・学習到達目標を全学共通の目標として以下のように設定する。
鎮西学院大学では、学修生活を通して、以下の6つの力を修得することを到達目標としています。
共通の達成目標 | 知識や技術を身につけていて、それを適切に分析・検証し、理解・利用する力。特に身につけた知識や技術を多面的・立体的に関連づけたり、データサイエンスなどの文理融合的な視点を用いて深めていく力。これらの力を統合し、実社会において活用できる。 |
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レベル1 | ・基礎的な知識・技術を身につけている。 |
レベル2 |
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レベル3 |
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レベル4 |
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共通の達成目標 | 課題とその原因を把握し、その問題の解決には複数のアプローチと解決策があることを認識するとともに、様々なデータをはじめとしたリソースや基礎的なICTスキルや統計手法などのツールを駆使し、具体的な解決策を立案することができる。さらに、解決のための方策を実行し、その結果を検証し、計画の見直しや次の解決策に反映することができる。 |
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レベル1 |
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レベル2 |
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レベル3 |
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レベル4 |
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共通の達成目標 |
言語的コミュニケーションや非言語的コミュニケーションのみならず,情報通信におけるマナーをも身につけ,社会生活に必要なコミュニケーションスキルを駆使できる.そのうえで,自分の考えを的確に相手に伝え,他者に対する思いやりと協調性をもってコミュニケーションを図ることができる ※なお、外国語運用能力の全学共通の達成目標はCEFR B2レベルとする CEFR・・・外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠 B2は、実務に対応できる者・準上級者のレベル |
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レベル1 | 他者を尊重しながら自己を表現することができる |
レベル2 | 社会的責任をもち,情報を活用することができる |
レベル3 | 人間関係におけるストレスをコントロールしながら他者との関係性を維持できる |
レベル4 | 個別性を理解しつつも状況を把握し,適切なコミュニケーション方法を判断し,選択することができる |
共通の達成目標 | チームやグループで行動することの相乗効果を理解し、役割意識をもって他者と協力し合い、チームやグループの相互連携や相互補完の仕組みを十分活用しながら目的を達成することができる。 |
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レベル1 | (チームワークへの理解) チームやグループに属し、集団で行動することの大切さを理解する。 |
レベル2 |
(チームワークと役割参加) チームやグループでの物事の進め方を理解し、メンバーとして役割を担うことができる。 |
レベル3 |
(チーム形成) 他者とかかわりを持ち、チームやグループを形成することができる。 |
レベル4 |
(チームマネージメント) 他者と協力してチームやグループの目的を達成することができる。 |
共通の達成目標 | 多様性のある社会において、自己の倫理観を大切にしつつ、自己とは異なる規律、価値観、文化を対等なものとして敬意を持ち尊重できる |
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レベル1 |
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レベル2 |
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レベル3 |
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レベル4 |
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共通の達成目標 | 自分の人生を主体的かつ前向きに生き、将来の夢の実現に向けて計画的に行動できる |
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レベル1 | 自分を肯定的に振り返り、将来の人生について、おおまかに目標を立て、現在何が必要か、するべきことがらを考え、まとめ、説明することができる。 |
レベル2 | 自分の強みと弱みを把握し、強みを伸ばすための明確な目標を設定し、ライフデザインに役立てることができる。 |
レベル3 | 友人・家族・地域・社会への働きかけにおいて、自分ができることとできないことを把握し、将来の方向性を定めることができる。 |
レベル4 | どのようであれば自分と自分を取り巻く社会が「幸福」なのか、自分なりの人生観を明らかにし、説明することができる。 |
各学科、教職課程についての到達目標と評価項目等についてはこちらのページをあわせてご確認ください。
本学部の教育課程の編成にあたっては、現在、学部ディプロマポリシーを達成するための編成・実施方針として下記の3領域に向けた学びのしくみを掲げています。
上記3つの方針を踏まえながら、2023年度より基本的・汎用的な「基盤教育科目群」の上に個別具体的な「専門教育科目群」を再編成し、新たに次のような〈特色あるカリキュラム〉を設けました。